コンプライアンスという言葉は最近、自分の職場のみならず、あちこちでよく耳にする用語であります。
よーわからんのですが、法令遵守とか企業倫理尊重みたいなイメージで使われていることが多いようです。
実はスギィ、これが気になってしかたがありません。
最近ではマイミクのおやじ様の日記に、コメントを書いてみたりしました。

「コンプライアンス」という単語の日本語や英語における正確な定義なんてものは知りませんし、それを調べたいともサラサラ思っちゃあおりません。
なのに、この用語がヒジョーに気になってしかたがないのは、よーするに「法」ってえのは総合格闘技のルールブックとは違うもなんだぜっ!っていうことを、声を大にしてスギィは言いたいからなんだと思います。

昔習った『法の精神』なんてムズカシイお勉強のことはスッカリ忘れちゃっていいんだろうと思います。
ただ、法ってえのはその時々の試合に勝つために抜け道を探すためにあるルールブックとは根本的に違うと思うんです。
もっと「人の道」というか「人の倫」というか「コモンセンス」というか、そういうものであって欲しいと切に願うのであります。

企業にとって法務部とか総務部といった、大学生時代に司法試験をパスして弁護士免許を持っている社員が多数就職しているような部署は、それなりに極めて重要な仕事をしていると思いますし、その企業のみならず日本社会全体にとっても有益なことが、ケースによっては少なからずあると思います。
それはそれでミチ(道、倫、教…)に外れていないし、ノリ(範、規、憲、徳、則、典)を守っているように思います。

ただ、みなさまお馴染みのあの分厚い「六法全書」(僕にとっては字が小さすぎて読む気にもなれない、本棚の飾りみたいな存在にすぎないのでありますが…)が今のデジタルの世界では、2バイトの文字列となりました。
つまり何メガバイトかのシフトJISのテキストデータ。
こうなっちまうと、全文検索かけて、ヒット率順にソートし、目的別セレクトして法令抵触リスク最小値を求める作業が、家庭用のパソコンでも2~3分もあれば簡単にできてしまいます。

それを以て「コンプライアンス」と称すのは、やっぱりどっか違うんじゃないんですかぁ?!
う~ん。
こんな思いを捨てきれずに悶々としている僕に、みなさま、何卒ヒントを下さいませ~m(__)m


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