今でている週刊文春1月20日号、みなさんは読まれましたか?
「さすらいの女王」(中村うさぎ)連載中ですが、ご本人のミクシィ体験談が例のタッチで書かれていて、僕は久々に大爆笑しながら読みました。

そのエッセイによると、作家・中村うさぎさんは今年になってミクシィに参加されたらしいのです。
検索すると、どこかにいらっしゃるかもしれません。

そんなことよりも今回のエッセイ「私のお部屋にきて!」自体がよくできていて、ここの会員が読んだら数倍楽しめるのではないかと思えるリアルタイムエッセイなのです。
本文より引用すると、彼女は、
「何が悲しくて一銭にもならん文章を書かなくちゃいけないのよ、と、本気で訝っていた」そうで「正直、バカにして」始めたそうであります。
当然です。実は僕もそうでした。
ましてや僕とは雲泥の差である、超売れっ子の人気作家、押しも押されもせぬエッセイストの中村うさぎさん。
「斜に構えまくってほとんど後ろ向きになるくらいの体勢で、件(くだん)の『ミクシィ』を始めた」のは当然でしょう。

エッセイは、
「そしたらさぁ、あーた、だぁれも女王様のお部屋に来ないのよ。他の人の部屋を覗くと、お友達が十人も二十人も登録されているのに、女王様のお部屋には、いつまで経っても紹介してくれたお友達ただひとり・・・・・・・・。」
と続きます。

「女王様は、我ながら愕然とするほど、この状況に動揺した。」そうであり、
「…日記にはほとんどレスもつかず。それほど女王様の文章には魅力がないのか、と、膝から崩れ落ちそうな気分」になられたとあります。

みなさん、早速うさぎさんの部屋に行ってあげて、という意味でこれを書いたのではありませんよ。
彼女のエッセイがミクシィ利用者にとって、非常に有意義な示唆に富んでいると思ったので書きました。

おきて破りの引用過多で、すみません。>文春さま
でもミクシィをやっている方々が、この寒いのに、これからわざわざコンビニまで週刊文春1月20日号を買いに行くとは思えなかったので、ごっそり引用させていただきました。ぺこ。


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