「表現の不自由展」中止事件が物語るもの 「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が開始3日後に中止になった事件は、様々な表現者団体が次々と抗議声明を出すなど、大きな波紋となっています。 僕は今回の展示がこのまま中止となると、「脅せば表現は封
リモワのスーツケース 僕が30年以上にわたって使い続けているリモワ(独・RIMOWA社)製のスーツケースが壊れてしまいました。3桁の数字ダイヤルでロックする、真ん中のバックル部分が駄目になって、勝手に開くようになっちゃったのです。 それでもア
「私は日本人です。撃たないで」が逆効果な時代になったのはなぜ? 「アベよ、戦いに参加するというおまえの無謀な決断でこのナイフはケンジを殺すだけでなく、おまえの国民を場所を問わずに殺戮する」 IS(通称イスラム国)が昨年発表したこの宣言が、とうとう現実のものとなりました。バングラディシ
テロに屈さないとは(東南アジアとEUの違い) 22日、iSが起こしたベルギーの空港の同時テロで、EUは深刻な脅威にさらされました。EUは共同声明を発表し、「テロとの戦いで団結する」と表明。国連も非難声明を出しました。今回のテロで大変残念ながら日本人2名も巻き込まれま
神風特攻隊と自爆テロはちがうという主張について 大日本帝国陸海軍が大好きだ、靖国神社は神聖だとおっしゃる方々は、日本の「特攻」が現代の「自爆テロ」の発想元となったということには嫌悪を感じるようです。 たとえばFacebookでは次のようなブログがシェアされ拡散されます
改憲の意図はIS対策(地上戦)でない危険性について 先日、法律、戦争の歴史の詳しい杉江さん、桝本さんが(IS対策と照らし合わせ)、現行憲法の第9条に関する記事を投稿されました。大変まっとうな意見だと思います。懸念されるのは、安倍首相の一番の目的である憲法改正の意図と(最終
パリだけではないイスラム国による国際テロは、新しい時代に突入した 今回パリで3箇所、8人の自爆テロリストにより128人の市民が無差別に銃殺された事件は、イスラム国がしかけた全く新しいタイプのテロリズムの幕開けとなってしまいました。国際社会に与えた影響の大きさはご存知の通りです。テロとは
それでも安保法制は可決し、この夏から日本はテロに怯える国家になる 連日にわたって国会前をはじめ全国各地で「戦争法案に反対」のデモが行われ、国会では野党の追及に、安倍首相が幼稚な答弁でのらりくらりと逃げています。首相の答弁が幼稚なのは、とりあえずやり過ごしておけば、7月中旬には法案は衆議
ドローン法規制でテロは防げるのか? 今月発覚した首相官邸屋上へのドローン不時着事件で、警視庁は自首してきた福井県在住の40歳の男を、威力業務妨害容疑で逮捕しました。マスコミもこれを受けて、警備体制に不備はなかったか、ドローンそのものに対する規制が必要なので
安部政権の暴走を許しているのはマスメディア自身の愚かな自主規制だ 政権の右傾化よりも最も恐ろしいのは、先日のISILによる人質殺害テロの時に見せた、日本中のマスコミが見せた異様なまでの政権追従ぶりです。「人命がかかっているのだから今は政権批判はやめとけ」と言われて「はい!」と素直に沈黙
大量破壊兵器なんて無かったのに【動画】 今でこそイラクを支配しようとしてシリアからの一帯でブイブイ言わせてるISIL(イスラム国)ですが、なにもない砂漠から湧いて出たわけではありません。そもそものルーツはアメリカがフセイン政権時代のイラクを、大量破壊兵器を保有
それでも「イスラム国」の要求を受け入れられない3つの理由 1月20日、日本人の後藤健二さんと湯川遥菜さんの2人を殺害すると警告する身代金要求動画を「イスラム国」がYouTubeに公開したのは大変なショックでした。ただただ無事に開放して欲しい、ひたすらそれを願うばかりです。日本は